明確なルールを決めて、受け取り拒否する
こんにちは。かいぱぱです。
子どもの兄弟ケンカってどうしたらいいかいつも迷う。
どっちの言い分もわかる。
だけど、泣かされてる子に味方をしたくなる。
どっちかに味方すればどっちかがすねるわけで。
泣けば親が味方をしてくれると学習するし。
今のところ、なるべく兄弟ケンカに関わらないようにしてるけどいいかな?
もうわかんない。兄弟ケンカ。
今日は、断り方part③書いていきます。
なぜいつも断れず後悔するのか

僕は、配達の仕事をしていたことがあります。
電話が鳴ったら仕事が増えます。
- 今日の配達予定にはないけど、配達できる?
- 今から持ってこれる?
- なるべく早くほしいんだけどいつ配達できる?
僕は断るのがすごく苦手でした。
いつも断りたいって思いながら仕事をしていました。
断れないばかりに他の配達が遅れたり、同僚に迷惑かけたり、明日の準備ができないことが多々あったからです。
「あー断ればよかった。最悪。」って後悔ばかりしていました。
なので断れない理由を考えてみました。断れない理由は2つです。
- みんなにいい顔しようとしてた
- 丸め込むのが得意な人がいる
断れない理由は、みんなにいい顔するから
今思うとみんなにいい顔しようとしてました。
嫌われたくないからです。
- 困ってるのに助けてくれないひどいやつ
- 融通が利かないやつ
周りの目を気にし過ぎていました。
世の中には丸め込むのが得意な人がいるから
世の中には、言葉巧みな人がいます。商売人に向いている人です。
- 休みないんだ
- 休憩ないんだ
- 残業ばかりなんだ
こういった言葉の後に「やってほしい」って頼まれたら断りつらいですよね?
「いいことあった?顔に書いてあるよ」
「わかる?実は昇進したし、息子が就職したし。お金に余裕できたから今度、妻と2人で旅行へ行こうなんて話してるんだ。幸せなんだよね」
「いいねー幸せそうで。僕は、リストラされちゃって・・・お金に困ってるんだよね・・・お金を貸してくれないだろうか?」
「そ・・・そうなんだ。(幸せトークした手前、断りつらい)・・・いくら?」
相手に「No」を言いづらくさせるのが、上手な人がいます。
もう後悔しない。断れるようになる方法

断れるようになる方法は、2つ。
- 明確なルールを決める
- 何も受け取らない
です。
明確なルールを決めてしまう
明確なルールを決めましょう。
ルールがしっかりしてたら秒で「断る」ことができるから。
配達の仕事だったら「急な当日配達は引き受けない」と決めてしまいましょう。
急な当日配達を受けると、他の配達、同僚、明日の配達に影響が出るんだから。
でも、それだと嫌われる・・・。という意見もありますよね。
飲み会を断る人で嫌われる人は、「飲み会に来ない人」ではないです。来たり来なかったりする人です。「飲み会に来ない人」は「あいつは、あーゆーやつ」と思われて終わりです。
むしろ自分の言葉、信念、考え、行為が一貫している人は好かれます。
なので明確なルールに沿って断りましょう。ルールが一貫してたら、断られた人も「そうだったな」と不思議と納得してくれます。
何も受け取らない
明確なルールを決めてたら、たいていのことは、秒で断れます。
だけど、丸め込もうとしてくる人の言葉は、秒で断るのが難しかったりします。
それどころか、ルールを守れなくなるキケンさえあります。
なぜ難しいのか?マジックと同じで、気づかないうちに仕込まれているからです。
では、いつ仕込まれているのでしょうか?
例えば、「コーヒー飲むか?」と言われたときです。
そう、タダより恐いものはないです。
行為の返報性って聞いたことないですか?
行為の返報性とは、簡単に言うと「何かしてもらったら何か返さないとって思う心理」のことです。
この心理はものすごく強力です。
「コーヒー飲むか?」
「いただきます!」←この瞬間、心の中では恩義を感じ、何か返さずにはいられないモヤモヤな気持ちが生まれます。
しかも、この行為の返報性のさらにすごいところは、
- 行為をしてもらった人のことを好き嫌いに関係なく
- 嬉しい行為、嬉しくない行為に関係なく
- 承諾した行為、してない行為に関係なく
気持ちが、湧き上がってくるというところです。
「このアメ舐めて」
「なんで?」
「いいから」
「・・・ありがとう」←これで何か返したい気持ちが生まれてるので、丸め込まれやすくなっています。
さらに、アメだからアメ以上は返さないでしょ?と思いきや統計からアメ以上を返すというデータがあります。保険屋さんは、それで契約とってますよね。
すごくないですか?コーヒー飲んだりアメ舐めると抑えられない恩義の気持ちが湧き出てきます。
人を丸め込もうとしてくる人は、 こういったテクニックを使ってきます。
ぶっちゃけ防げません。
防ぐ唯一の方法は、ただ1つ。
「何も受け取らない」です。
「コーヒー飲まない」「アメ舐めない」です。
でも「コーヒーいりません」「アメいりません」って言えませんよね。感じ悪いし、雰囲気が悪くなりますよね。
なので、とりあえず受け取りましょう。
とりあえずですよ?もし善意の人ならそれ以降もいただきましょう。
ですが、行為の返報性を使ってくる人なら断りましょう。
人を丸め込もうとするための施しだと思ったら、それ以降その人の施しを受け取らないようにしましょう。
恩義が湧く前なら断れますが、湧いた後に断るのは難しいです。
こういうことをすると心が冷たい人と思われるかもですが、本当にやりたいことがあれば、断ることはものすごく大切なことだと思います。
断れず後悔しないためには「明確なルールを決める」「何も受け取らない」が必要な話

仕事だけでなく生きていく上で、自分ルールがあったほうがいいかもです。周りに流されないし、一貫性があるほうが逆に嫌われないからです。悪く言えば「頑固」で、かっこよく言えば「信念」です。
歌手のGACKTさんは、「かわいい女の子を見たら、かわいいねと言う」というルールを守ってるそうです。
かわいいねの後はアドリブで、日常の中なのに非日常が作られるみたいです。それが刺激になり、創作ができると聞いたことがあります。
そういった面でも、自分ルールがあると刺激があり楽しいものになるかもしれません。
おわり。
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