「Yes」は3回まで。
Yesセットとは

何回か「はい」を言うと、「はい」と言ってしまう心理
この心理を知れば「相手の意志を動かす」「人から誘導されなくなる」ことが可能になります。
店員「契約内容の確認をさせていただいてもいいですか?」
かいぱぱ「はい」
店員「お客様がご購入された機種は、このiPhone6Sでお間違いないでしょうか?」
かいぱぱ「はい」
店員「ご契約のプランはシングルプラン、パケ放題でお間違いないでしょうか?」
かいぱぱ「はい」
店員「ご購入にあたり、今回Kポイントが1000円分つきます。お使いの際は、このポイントカードでお使いください」
かいぱぱ「はい。ありがとうございます」
店員「保護シールもご一緒にどうですか?」
かいぱぱ「はい・・・あーはい(ショップの保護シール高いんだけどな・・・)」
Yesセットの使い方

- 1.「Yes」の返事がもらえる質問を3つ用意
- 2.相手から3回「Yes」と言わせる
- 3.次に「Yes」と答えてほしい質問をする
- 4.人には「何度も同意していると、すぐに反論しにくくなる」という「一貫性の法則」があるので、「Yes」と答える確率が高くなる
「Yesセット」とは、20世紀最高の催眠療法家として知られるミルトン・エリクソンが、日常で使えるようにしたもの。
ミルトン・エリクソンは、クライアントの意識をすり抜け、彼らを快方へ向かわせるためにこの「Yesセット」の話術を使っていました。
エリクソン:「私はいま、イスに座っています」
クライアント:(心の中で「はい」)
エリクソン:「あなたもいま、イスに座っています」
クライアント:(心の中で「はい」)
エリクソン:「そして、私の声を聞いています」
クライアント:(心の中で「はい」)
エリクソン:「そうして私の声を聞いていると、先ほどより気分がリラックスしていることを感じることができます」
クライアント:(心の中で「はい」の可能性が高い)
すげー精神科医!って思いません!?
精神科医や心理カウンセラーって共感する力もすごいけど、話術もすごいんだなって思いませんか?
このように、エリクソンは事実を続けたあとに、暗示(誘導)を入れて、治療を行っていたとされています。
そりゃリラックスしちゃいますよね(笑)
Yesセットの注意点

ずばり、「Yes」を3回言わせるのは難しい!!ってことです。
「今日はいい天気でよかったですね」っていう問い。
だいたいは「ですね」っていう同意をもらえるけど、なかには花粉が、とか作物が、という理由で「よくない」って言う人がいます。
じゃー「Yesセット」使えないじゃんってなるかもだけど。
大丈夫です!3回確実に「Yes」を言わせる方法あります!
(何が大丈夫なんだろう?書いてて騙し方を教えてるみたいになってきたけど・・・まぁいいか)
確実に「Yes」を3回言わせるには「相手の言動」を使えばいいです。
「今日も歩いてきたの?」「雨だったでしょ?」
雨の中、歩いてきた人に質問したら、確実に「Yes」と言わせることができます。
まとめ

「Yes」の言い過ぎには注意しましょう。
「Yesセット」で操られるかもしれないから。
相手の「No」には注意しましょう。
あなたの頼みが、断られやすい状態なので。
~P.S~
「信じる」ってめちゃくちゃ難しいけど、できたら何でもできる気がする。だって常に全力で、しかもゴールまで絶対に諦めないってことでしょ?
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