トランプ大統領の話術を学んで、日常に活かす。
トランプ大統領の説得力がない話で説得する話術~part3~
「決して謝らない」という話術
古典的な説得術に「決して謝らない」というテクニックがあります。
このテクニックを使うと2つの効果があります。
- 相手が説得してこなくなる
- 相手を説得しやすくなる
ひとつは、相手が説得してこなくなります。
言うだけ無駄な人には、何も言わなくなるものです。
ワンピースのルフィが、まさにそうです。
「言い出したら聞かないやつ」って、みんなから思われてますよね。(ルフィは謝りますが(笑))
ふたつめは、相手を説得しやすくなります。
自信満々な人と対峙し続けると、「逆に自分のほうが間違ってるんじゃないか」と自信が揺らぐからです。
こんな経験はないですか?
「すごく自信を持って言ってるし、そうなのかも」というふうに自分の意見を変えた経験。
人は、確信が持てないと、自分の意見を変えやすいです。
「決して謝らない人」というイメージは、最初はマイナスです。
だけど「決して謝らない人」というイメージが定着してしまえばプラスでしかないです。
「意志が固い人」「信念が強い人」だとみなされるようになるからです。
トランプ大統領の説得力がない話で説得する話術~part4~
首尾一貫性のないイメージを作る
自分の言ったことに対して責任を持たない。
責任を持つと信用を失うから。
「あのときはこう言ったではないですか」とマスコミに追及されて
「今はそんなことない」と言うトランプ。
たとえば、イスラム国は問題ない発言。
同じ発言をオバマ元大統領がしたら、国際ニュースになり大問題になるのではないでしょうか。
オバマ元大統領とトランプ大統領の違いは何なのか。
それは、「トランプ大統領はそういう人物なのだ」という印象だからです。
首尾一貫性のなさは、必要とあれば自分の言ったことを自由自在に変えられる「技術」です。
自分の言ったことに責任を取り続けると、一貫性ができてしまうので「あのときはそう思ったけど、今は違う」と言いましょう。
コメントを残す