真似して繰り返す。
バックトラッキングという話術で、簡単に言うと「コトバのオウム返し」。
言葉が出てこない!口ベタでも会話上手になれる方法|オウム返し
この記事を読めば、口ベタでもコミュニケーション上手になれます。
人と言葉のキャッチボールができるようになるから、人と関わるのが楽しくなります。
「ははは、面白い」って。
とりあえず、笑ろうて答えてるけど、本当は言葉が出てけーへんだけ。みたいな。
上手く会話でけへんって思ったことありますよね?
なんて言おう?なんて答えよう?
あ、ヤバ。顔ひきつってきてもうた。
上手くコミュニケーションとれへんって思ったことありますよね。
え?ないの?(笑)
わしだけ?(笑)
うそやん。そんだら、めっちゃ恥ずかしいやん。
思うててんけど、それはな、心で話してなかったからや。
最近、島田紳助さんにハマってます(笑)
今さらってツッコまれそう(笑)
いろいろ学んで気づきました。心理学とか話術とか。
紳助さんは、言葉で人の心を操る天才ってことに。
今さら(笑)
心の動かし方がめちゃくちゃ上手ですよね。
今さら(笑)
YouTube見まくってます。
引退会見てボロボロ泣きました。芸能界やめないでって。
今さら(笑)
話がそれました(笑)
昔の僕は言葉のキャッチボールができませんでした。
そんな僕が変わったのは、読書です。
本を読んで、バックトラッキングという話術を知りました。
参考文献は
相手に響く伝え方 人生を変える心理スキル99|著:岸正龍
話し方で「成功する人」と「失敗する人」の週間|著:松橋良紀
です。
バックトラッキングとは
バックトラッキングとは、相手の言葉をそのまま使って会話する話術です。
バックトラッキングの具体的な使い方
めちゃくちゃ簡単です。
相手の言葉で会話するだけです。自分の言葉はほぼ必要ないです。
たとえば、子どもってイライラするよねという友達との何気ない会話。
「子ども達と公園に行ったら、砂場の砂で遊んで、砂まみれになって最悪ぅ~」と話してきたら「最悪ぅ~」と言えばいいです。
めちゃくちゃ楽じゃないですか。
「いっぱい遊んだから、帰ろうって言って、帰ろうとしたんだけど」
「だけど?」
「だけど、砂まみれのまま車に乗りやがってさー」
「乗りやがってさー?」
「車の中が海水浴行った後みたいな状態になったわけよ」
「行った後・・・」
「砂まみれ!!」
「砂まみれ!?」
「そう!最悪でしょ!もうイライラ」
「最悪!イライラ」
「わかってくれるぅ~?」
「すごいわかるぅ~」
簡単でしょ。
時間もかかんないし。
「遅いよ、1月3日の中央高速くらい遅いよ!」みたいな分かりやすい例え話を覚えなくていいから。
しかも、疲れない。
何も考えなくていいから。
やることは、ひとつ。
言葉をそのまま返すだけ。
バックトラッキングの3つの注意点
バックトラッキングには注意点があります。3つ。
一語一句同じ言葉で返す
なんとなくわかりますよね。
「なんやオマエ。やんのかコラ。」
「なんやオマエ。やんのかコラ。」
「ナメとんのかワレ」
「ナメとんのかワレ」
「真似すな。ボケが」
「真似すな。ボケが」
漫才だと笑いになるけど、現実は怒りになる場合があります。
お笑いや説得は悟られると効果が半減します。心理的なハードルが上がって。
バックトラッキングも悟られないようにしましょう。
相手の使った単語を変えない
相手の使った単語をそのまま使いましょう。
たとえば、「マック」を「マクド」と言う。
「漫才」を「お笑い」に言い換える。みたいな。
バックトラッキングというのは、実は、相手の無意識に「話をちゃんと聞いてますよ」を届けることを目的としたテクニックだからです。
単語を変えると効果が半減してしまいます。
感情に焦点を当てる
これが一番大切です。
相手と同じテンションでバックトラッキングしましょう。
というのはテンションが違うと、逆効果だからです。話を聞いてないと受け取られるからです。
たとえば、すごく面白い漫才を見たとします。
ちょっとイメージしてみてください。
めちゃくちゃ面白くて笑ったから、かなり興奮気味です。
その熱量のまま言いました。
「紳助・竜介がめっちゃおもれーんだけど!聞いてや!!」
「おもれーんだ(* ̄- ̄)ふ~ん」
こういうとき。
かなり寂しい。ってなりませんか。
聞いてほしいし、分かってほしいし。
笑ってほしい、気持ちを共有したい。
だけど、聞こうとすらしてくれないと絶対伝わらん。
めっちゃ悲しい。ってなりますよね。
相手と同じ気持ちになって、バックトラッキングしましょう。
まとめ
口ベタでもコミュニケーション上手になれる方法でした。
その方法とはバックトラッキング。
簡単です。相手のコトバをオウムのように繰り返すだけ。
3つの注意点。
ひとつ、少しだけアレンジを加えて話す。
ふたつ、同じ単語で話す。
みっつ、同じテンションで話す。
この3つだけ注意してバックトラッキングすると、簡単で疲れないコミュニケーション術をたいして時間をかけずマスターできます。
そして、上手く喋れないというコンプレックスから解き放たれて、会話が楽しくなり、人との関わりが楽しくなります。
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