マジうざい…疲れる。|テンション高い人の心理と対処法

  • テンション高い人が嫌いなんだけど
  • テンション低いとダメなの?
  • テンション高い人をあしらいたい

本記事では、テンション高い人の心理と対処法について解説します。

この記事を書いている僕は、過去にパワハラ上司に精神的にフルボッコにされた経験から、人の心理とかコミュニケーションについて強い興味を抱き300冊以上の書籍を読んで勉強したので人間関係の悩みにはかなり詳しいです。

テンション高い人をあしらいたい方は、必見です。

多くのテンション低めの人は、テンション高い人のことが嫌いです

多くのテンション低めの人は、テンション高い人が嫌いです。

なんで嫌いになっちゃうの?

人は自分と似てないと拒絶したくなるから。それはテンション高い人が、おちょくってきたりバカにしてくるから。

類似性の法則って聞いたことないですか?

人は自分と似た人を好きになる、という心理です。多くの実験で実証されてますし、ミラーリング、ペーシングといった相手の真似をすることで好意を抱かせようとする手法もあり、有名な心理です。

人は自分と似た人が好き。反対に似てないと嫌い。

ちょっと想像してみてください。障害者が目の前を通り過ぎたときを。

右腕の手首から先がない人。義眼つけてる人。自閉症の人。

そういう人を見たとき、心のどっかで「遠ざけたい」と思う自分がいませんか。

僕は思っちゃいます。傷つけるから思いたくはないけど、思っちゃう。

自分と似てないと嫌いになっちゃうという心理が働くからです。

世の中の道徳的な考えによると人を嫌うのはよくないみたいな考えがあったりします。拒絶するのはよくないみたいな。

ただ、科学的に実証されたデータによると、自分と違う人を嫌いになることは当然のことです。

だからたとえ嫌いな人を好きになれなくても、自分を責める必要は全くないと思います。

おちょくったりバカにしてくる理由については、後述します。

「テンション高い人のほうが評価される」わけではない

テンション高い人が評価されるわけではないです。

というのは、

  • そう思い込んでいるだけだから
  • 環境次第だから

です。

「テンション高い人のほうが評価される」というのは思い込んでいるだけ

テンション高い人とテンション低い人、どっちが評価されてる人が多いと思う?

こう聞かれてパッと頭に思い浮かぶのは

  • みんなからチヤホヤされてる姿
  • 大爆笑をとってる人
  • キャーキャー注目を集めてる人気者

のようなテンション高い人ではないでしょうか。

2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは、「利用可能ヒューリスティック」を提唱しました。

利用可能ヒューリスティックとは、思い出しやすさとか入手しやすさに、判断が影響されるという理論です。

そしてこう言っています。

「私の直感的な思い込みは、 マスコミのニュースの選択と私自身の利用可能性ヒューリスティックが原因だった。」

テレビに映っているのは、テンション高い人ばかりです。

どっちが評価される?と聞かれて、テンション高い人!と答えるのはこのためです。

良い評価をもらえるかどうかは環境次第

環境次第でテンション低めな人が評価されます。

環境によって求められる人材が違うから。

たとえば、仕事で求められる人材。

外交的なテンション高い人は、人と触れ合う仕事が向いています。たとえば営業とか接客。

逆に内向的なテンション低めな人は、イラストレーターとかエンジニアが向いています。

そういえば、成功者は内向的な人が多いってよく聞くかも

テンション高い人の心理

テンション高い人は外交的な人です。

学校の教科書にも載ってるほど有名なユングによると、外交的な人とは「心のエネルギーが外へ向かってる人」とのこと。

嫌なことがあると人に当たるのが外交的な人。ちなみに内向的な人は落ち込む。

だから、ストレスたまるとテンション高い人はテンション低めな人に当たる。

テンション低めな人は言い返してこないから。

本当いい迷惑ですよね。

ストレス発散の道具にするなよって感じです。

テンション高い人の対処法

テンション高い人の対処法は

  • 近づかない
  • 守ってくれる味方を見つける

これが簡単です。相手も自分も変える必要がないから。

近づかない

一番簡単で手っ取り早いのがこれ。近づかない。

他人を変えるのは、難しいからです。

誰もが自分は間違ってないと思いたいから。

これを説明するために1つのエピソードを紹介します。

全世界で1500万部を突破した大ベストセラー「人を動かす」著:D・カーネギーに書かれているエピソードです。

1931年、アメリカではある殺人犯が世間を震撼させていました。

彼の名前はクローレ。

「免許証を見せてくれ」と頼んだ警官を、何も言わずに乱射するほど凶悪な殺人犯です。

誰がどうみても極悪非道ですよね。

しかし彼自身は自分のことを、どう思っていたのか?

なんと死刑が執行されるその瞬間になっても「自分は悪くないのに。なんでこんな目に。」と本気で思っていたそうです。

言いたいことは、人を変えるのは難しいってこと。たとえどう考えても相手が悪いと思えたとしても。

地球上には70億人いるんだから、近づかなくてOK。

守ってくれる味方を見つける

バカにされて言い返そうとしたりしていませんか?

バカにされないように頑張っていませんか?

自分を偽ったり、変えようとすると疲れちゃいます。

自分を守ってくれる人を探してみたらどうでしょうか。

世の中には、3種類の人間がいます。

バカにする人。

バカにされる人。

バカにする人を馬鹿にする人。

正義感が強そうな曲がったことが嫌いな人と付き合いましょう。

出来ないことを頑張るより、出来る人にやってもらうのが人生のコツです。

まとめ

2015年に日本と韓国で年間ベストセラー1位となったビジネス書「嫌われる勇気」で有名なアドラーはこう言ってます。

「最初、自分には能力がないと強い劣等感を抱いていた人物が、人生で目覚ましい成功を収めた例 はよくあります。他方、自分は遺伝した欠点と無能力の犠牲者であると思い込み絶望して努力をしなくなった結果、成長が永久に遅れてしまうということもあります。」

まとめ

・テンション低い人はクリエイターの才能がある
・テンション高い人は人に当たってストレス発散しがち
・「近づかないor味方を作る」が対処法

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