
どうやったら大人しく歯磨きさせてくれるの?
という子供の歯みがきが大嫌いなお母さんお父さん、こんにちは。未だに僕も大嫌いです。
- 「歯磨きしよう」と言っても来ない!イラつく!
- ジッとしない・・・。
- 逃げ回るのやめてほしい。
- いいかげんに口を開けて!
- 舌で歯ブラシを押し出すな!
毎日イヤイヤするのは勘弁してほしいです。仕事で疲れている日はとくに。
とはいえ、実は子供が進んで歯みがきしたがる方法があるんです。思わず声が出てしまうと思います。オォッーって。
そこでこの記事ではそんな子供の歯みがきが苦痛というお悩みを、2児の父ちゃんの観点から解決します。
具体的には
- 子供の歯みがきはストレスがたまる話
- 子供に歯みがきさせる前に覚えておきたい3つのこと
- 子供が進んで歯みがきする具体的な方法
の順番にご紹介していきます。
3分で読めますし、歯みがきでイライラしなくなる可能性が高いので、まずはご一読を。
子供の歯みがきはめちゃくちゃストレスがたまる話
子供の歯みがきはめちゃくちゃストレスがたまるものです。
まず時間がかかり過ぎる。「歯みがきをしよう」って言ってからがめちゃくちゃ長い。
たしかに。
走って逃げたり、面白がって口を開けないからねー。
うんざりします。たった1分で済むのに10分かけないと終わらない。イヤイヤが激しいときは30分。勘弁してほしいです。ほんと。
次に毎日やらないとダメなことだから。
そりゃそうだ。虫歯になるもん。
毎日やらないとダメなことってかなり苦痛。洗い物、掃除、洗濯、料理めんどくさいです。
全自動洗濯物たたみ機、心待ちにしてたのに。
そりゃ残念。その会社、倒産しちゃったからね。
最後に無理やりできないから。もちろんやろうと思えばできますよ。相手は力の弱い子供なんだから。
怒鳴って泣かせて磨く。足で押さえつけ手で口を開けて泣いてる間に磨く、みたいな。でも、そうすると後がめんどくさいことになるんですよねー。いつまでも泣きやまないとか怒り散らすとか。無理やりできないんですよねー。
だいたいそんなことすると子供に対して罪悪感を感じる、普通。「悪いことしたなー」って自己嫌悪に陥ります。
虐待や、それ。
虐待かもねー。
でも、イライラして怒っちゃうのは仕方ないのかもねー。
だってイラつく理由が腐るほど・・・
誰が腐ったミイラや!
ちゃんとしてんねん、防腐処理。
5000年前に。
子供に歯みがきさせる前に覚えておきたい3つのこと

- 「楽しい!」と子供に思わせよう
- 「やらないとヤバイ…」と子供に思わせよう
- 「面白くない」と子供が感じるようになると悪循環
歯みがきについての具体的な方法を知りたい方は飛ばして読んでください。だけど、この3つのことは子育てする上で重要なことだと思います。
歯みがきさせる以外にも使えるので読んでおいて損はないと思います。たとえば、保育園や学校に行きたがらない子を行かせるとか。
「楽しい!」と子供に思わせよう
当たり前すぎるけど、人は楽しいことだとやります。老若男女、問わず。
逆に嫌なことはやりたくありません。
本当に子供は正直です。すごく素直です自分の心に。
楽しかったらやる。嫌だったらやらない。
びっくりするくらいシンプルです。
子供に何かしてほしいなら、楽しいと思わせればいいだけの話です。
そうは言っても楽しいって思ってくれないんだもん。勉強とか。
だから怒んのかい?
楽しいって思わせようとしたんかい?
してへんやろ?
おまえ、ええ加減にせー!
こんなん、おまえやってられませんわ!
こんな飯、いただけません!!
「楽しい!」と子供に思わせることが親の役目です。
「やらないとヤバイ…」と子供に思わせよう
恐怖心をあおる方法です。
誰もが恐怖心を刺激されると相手の言うがままです。強盗にお金あげちゃうとか。
子供が怖いって感じるのは、親がいなくなるとか、お化けとか大人とは少し違うっていうのがあるけど、めちゃくちゃ効き目があります。
ただ、あんまりおすすめはしません。
なんでか?なんとなくわかりますよね。
恐怖心あおって育てるのはよくなさそうって思いますよね。
あえて説明すると、一歩も動けなくなるから。
交通事故がすごくわかりやすいと思います。
想像してみてください。自転車に乗っているときに、交差する路地から車が飛び出してきたときのことを。
何十年も生きてたら1回くらいは、心臓がドキーッて止まるかと思うような危ない体験をしたことあると思います。
そんなときって「やばい!ぶつかる!」って思った瞬間に両手をギュッと握って反射的に自転車のブレーキをかけませんか。
自転車のペダルを踏みこんで加速したほうが安全だったじゃんって考えるのは後になってからです。
言いたいことは、怖いって思うと人は立ち止まって動けなくなってしまうってことです。
「面白くない」と子供が感じるようになると悪循環
「面白くない」と子供が感じるようになると悪循環になります。
悪循環を説明します。
子供は面白くないとやらなくなります。
でも親はやってほしかったりします。
勉強してほしいんだけど。
親はやってほしいのに子供はやってくれない。そうなると親はイライラします。怒りがこみ上げてきます。我慢するけどいづれ怒ってしまいます。
怒られると子供はもっと面白くないです。余計にやらなくなります。
すごい負のループ。
怒ることで一時はするようになっても、いづれやらなくなります。
気持ちにフタをしてもあふれ出てきちゃうみたいな。
やってほしいなら怒らないことが重要です。お笑い芸人と同じです。笑わせようと必死になっているほど、笑いがとれなかったりします。
笑わせようとすると笑わせることができません。
説得しようとすると説得できません。
勉強させようとすると勉強しません。
当たり前の話じゃん 。
この前、子供に「宿題しなさい」って怒ってなかった?
あれは宿題してなかったから。
子供が面白くないと思っているなら怒っても無意味です。
子供に歯みがきさせる具体的な方法

- 言い方で「歯みがきって楽しい!」と子供に思わせる方法
- 言い方で「歯みがきしないとヤバイ…」と子供に思わせる方法
- 道具を使って「歯みがきって楽しい!」と子供に思わせる方法
子供に歯みがきさせる方法は3つです。
言い方で「歯みがきって楽しい!」と子供に思わせる方法
歯みがきが楽しいイベントになるような言い方をする方法です。
歯磨き競争始まるよー!
お母さんの膝に来るのは、誰が早いかなー??
誰が1番かなー?
それじゃー行くよー!!
歯磨き競争~3、2、1・・・よーい、どん!!!!
○○ちゃん1番!!おめでとー!!! すごーい!
子供ってけっこう競争が好きです。
競争に勝つと気分がよくなって、進んで歯磨きさせてくれる、みたいな。
⇒ 3歳の娘にイライラ!ご飯食べない子供に食べさせる言い方がコレ
ただ疲れてるときはイベントスタッフになりきれませんが。
怒るより全然効果あるんで、心に余裕があるときは試してみてください。
言い方で「歯みがきしないとヤバイ…」と子供に思わせる方法
恐怖心をあおる方法です。使いすぎには注意してください。怖がりになっちゃうから。
僕が使うのは、お化けネタと歯医者ネタ。
「歯みがきしないとお化け来るよ?連れていかれるよ?」と言ってみてください。
そしたらすっ飛んでやってきます。子供にとってのお化けはとてつもなく怖いらしいです。
「歯みがきしたほうがいいよ。虫歯になるから。虫歯ってすっごい痛いよ?アイタタタターって。痛いから歯医者さんに行くんだけど、治すときも痛い。口開けてください。アーんって。そしたらドリルで歯を削るんだよ?ガがガガガって。痛そうじゃない?それでも治らなかったら歯を抜くんだよ。そしたら血がいっぱい出るんだよ。ブシューって。ドバーッて。怖くない?歯みがきしとく?」
ポイントは子供の頭の中で想像させることです。
お化けに連れ去られた姿、歯医者で歯を抜かれてる姿を子供がイメージしたら怖がって歯みがきします。絶対。
道具を使って「歯みがきって楽しい!」と子供に思わせる方法
歯みがき粉や歯ブラシを工夫する。
子供はなによりお菓子が大好きだから、おいしい味のする歯みがき粉に飛びつきやすいです。
おもちゃも大好きだからおもちゃみたいな歯ブラシにも飛びつきやすいです。
というか今の時代の歯ブラシってすごいすよ。電動歯ブラシなんだけど、スマホのアプリと連動してゲームみたいな感じで歯みがきできちゃうみたいな。
まとめ

心に余裕がないとなかなか難しいんですが、余裕があるときはやってみてください。
無駄にイライラしなくて済むので。
・歯みがきは楽しいことだと思ってもらおう
・歯みがきしないのはヤバイと思ってもらおう
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