過去最高1190万票より100万票も更新!圧倒的な支持率トランプ大統領⑨

POINT

ブランド化って大切。

トランプ大統領の説得力がない話で説得する話術~part10~

説得力に必要なのは「人柄」(アリストテレスの弁論術)

人柄がよければその人の言うことは信頼されます。より誠実な人、より権威のある人の話のほうが信頼されます。

人柄の次に大事なことは、「感情を揺さぶること」。

感情を揺さぶる言葉こそ説得力を持ちます。

人は、不安とか恐怖が強くなると騙されやすいです。説得されやすいです。おれおれ詐欺とか。オイルショックのときの集団パニックとか。

逆にいえば、話す内容がめちゃくちゃでも、話し手の人柄がよくて、感情を揺さぶる言葉であれば信頼されます。騙せます

話の内容は、二の次です。詐欺師みたい

だとしたら、論争のとき相手の話の内容を批判するより、相手の人柄を批判したほうが効果的だと思いませんか。

だって論争で必要なことは「人柄」と「感情を揺さぶる言葉」なんだから。

論敵の説得力の源である「人柄の良さ」を「人柄の悪さ」に変えちゃえばいいんです。

トランプ大統領は、そのために「あだ名」と「悪口」を大統領選で多用していました。

~P.S~

トランプ大統領は、「嘘つきテッド」のあだ名を使い始めた当初は、わざわざ「L・Y・I・N・アポストロフィー」とアルファベットで発音していました。

嘘つきは、「LYING」です。

「LTINGテッド」ではなくて「LYIN’テッド」と言っていたのはリズム感を出すため。

有権者に宣伝するために。

ブランド戦略。

本来ブランドとは名称だけで「価値の高さ」がわかり、顧客から「好かれ」、商品として「選ばれる」状態を確立するためのもの。

トランプ大統領は、逆のブランド戦略をした。

名称だけで「価値の低さ」、有権者から「嫌われ」、大統領として「選ばれない」というブランドをライバルに植え付けた。

ブランド戦略。

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