簡単な話のほうがいい話。
トランプ大統領の説得力がない話で説得する話術~part6~
トランプ大統領の語彙力は、小学4年生。
「リーダビリティ―テスト」という手法で分析した実験(2015年10月20日付「ボストン・グローブ」)
簡単な言葉で話をする
「簡単な言葉」で話をすると説得力が増します。
単純に理解できるからです。
難しい話は伝わりません。
伝わらない話は理解できません。
だから説得できません。
相対性理論とは、一般相対性理論と特殊相対性理論のことで、等価原理により加速度によるいわゆる「見かけの重力」と重力場を「等価」として、慣性形以外にも一般化したのが一般相対性理論である。特殊相対性理論とは・・・。地球と衛星のスピードは違う。だから、カーナビには、相対性理論で修正されたデータが使われている。
?????って感じですよね。
相対性理論とは、一言で言うと「早く動くモノほど時間はゆっくり進む」。地球と衛星のスピードは違う。だからカーナビには、相対性理論で修正されたデータが使われている。
こっちのほうがまだわかりやすいですよね。
弁論術で有名なアリストテレスによれば、相手を説得するのに必要なことは相手の「納得」とか「理解」とか「なるほど」を積み重ねることが大切だと言っています。
説得力は「話の完璧さ」ではなくて「相手の納得の積み重ね」です。
「相手の納得の積み重ね」のためには相手に伝わる簡単な話をしましょう。
語彙力が小学4年生のトランプ大統領
「言っておくけど、前はincompetent(無能な)という単語を使っていた。でも、今は、ただ、stupid(バカな)と言うようにしている。私はアイビーリーグ(アメリカの名門大学)に通い、たいへん高い教育を受けた。単語もたくさん知っている。最高の単語を身につけている。それでも、stupidをしのぐような、いい単語がないんだ。そうだろ。ひとつもないんだ」(2015年12月30日、サウスカロライナ州での演説)
賢い人がしゃべるようなしゃべり方から今の話し方になったのは、1980年代の動画から見ていけばわかります。
~P.S~
難しい単語を使わないほうが説得できる
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