トランプ大統領の説得力がない話で説得する話術~part1~
感情に訴える話術
トランプ大統領は、感情を揺さぶる話術をしています。
人は、感情が動くと行動するからです。
トランプ大統領はこう言います。
「彼らは首をちょん切り、人々をかごに入れて溺れ死にさせている。そのかたわらで夕食をとりながら『アメリカ人は弱くて、ソフトで、哀れだ』とおしゃべりしているんだ」(2016年3月9日「CNN」インタビュー)
トランプ大統領の発言は、イスラム国の衝撃的な映像を、再びイメージさせる発言です。
過激ですね。
この場合は「恐怖」の感情を揺さぶっています。
その上で、トランプ大統領は言います。
「私がなんとかする」
子どもに「早く寝なさい」って言うより、「早く寝ないとお化けくるよ」というほうが寝ます。
お化けという「恐怖」で子どもが「寝る」という行動をします。
イスラム国という「恐怖」で国民が「投票」という行動をします。
人は、恐怖を感じたとき、人の言うことをすんなり聞き入れます。
人は、心が動かないと自分の意見を変えません。
計算して感情に訴える話術をしているのか?
トランプ大統領は、凄腕ビジネスマンです。
不動産王です。
自己破産したことがあります。4回。
4回。
4回。
4回!!!!!!!!!!!!!?
黒魔術ならぬ黒話術な匂いがしてきませんか。
トランプ大統領の説得力がない話で説得する話術~part2~
商品保障の連呼
「私が大統領になれば、われわれは勝って、勝って、勝ちまくる。みんな勝利に飽きるぐらい勝ちまくる」(2016年5月26日モンタナ州での演説)
通販のテレビ番組をイメージしてみてください。
「痩せる」「キレイになる」「腹筋が割れる」など、手をかえ品をかえ、実例を入れて同じメッセージを何度も何度もアピールしています。
「そんなうまくいかない」とわかってても、いつのまにか大勢の人がフリーダイヤルにかけてしまう。
同じ原理です。
続きは次回!
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