スリーパー効果|情報源は忘れて、情報の中身だけが記憶に残る心理学

POINT

「情報源」は忘れる。

スリーパー効果とは

 

時間が経つと、「情報源」と「情報の内容」が分離され、「情報の内容」だけが記憶に残る現象。

スリーパー効果が最初に認められた話

 

スリーパー効果が最初に認められたのは、第二次世界大戦中のアメリカ。

「Why We Fight」という映画。

兵士たちの愛国心や士気を高める目的で作られた映画です。

この映画を観た兵士たちは士気を高めたのか?

を検証しようとしてわかったことです。

上映後すぐの検証では「戦争の宣伝映画なのがあからさま」という理由で効果なしでした。

ところが、9週間経ったら、映画を観た兵士たちは、観なかった兵士たちよりも士気が高くなりました。

なぜ士気が高くなったのか?

それは、時間の経過とともに映画のメッセージだけが強く残ったから

「宣伝映画(情報源)」を忘れ「メッセージ(情報の中身)」だけが記憶に残ったから。

想像してみてください。

人から聞いた話を、聞いた本人に教えてる光景を。

「その話、だいぶ前におれがしたやつ」

これが、スリーパー効果。

話は強く残るけど、誰から聞いた話なのか忘れる話

~P.S~

無料には注意して。

「何か返さないと」っていうモヤモヤした気持ちがでてくるから。

コンビニに、ゴミだけ捨てに行こうとしたときのモヤモヤが。

だから、ほしくもないモノを買ってしまう。

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