買っているのか買わされているのかわからない|希少性の原理

POINT

少ないと価値を感じる。

希少性の原理とは

人は、数が少ないと価値があると感じる心理メカニズム。

絶滅危惧種に指定された途端、今まで見向きもされなかった動物が注目されるのはこのため。

希少性の原理の心理学的実験

社会心理学者ステファン・ウォーチェルが行った実験。

AグループとBグループに分けクッキーを渡しました。

Aグループには十分な数のクッキーを入れて渡す。

Bグループには人数に対して少ない量のクッキーを渡す。

クッキーを食べ終わってから、味の感想を聞いたところ、Bグループのほうが高評価をつけた。

という実験。

単純な実験だけど、すごいシンプル。

数の少ないクッキーのほうが、おいしく感じてしまうという実験。

だから、フランス料理は一品の量が少ないのかな?ってふと思った。

身近にある希少性の原理

実はそこら中に使われてる希少性の原理。

「一日100食限定です。開店数時間で完売してしまいます。お早めに」

って聞いて不思議に思ったことないですか?

もっと作ればいいのに、売れてるんだから。とか。

作る方法あるでしょ。とか。

これ実は、マーケティング戦略です。

自分の意志で買ってるつもりが、買わされてたりするかも。

数量の希少性の原理

「限定50組」「先着100名」など数を限定することで、意図的に購入できる人を絞るやり方。

  • 生産終了商品です、残り2点
  • 在庫残り1点
  • 残りあとわずか

欲しいなと思ってるときに、数が少ないって言われると買ってしまいますよね。

時間の希少性の原理

残り時間が少ないですよとアピール。

  • 3日間だけの限定販売
  • 1時間だけのタイムセール

場所の希少性の原理

場所は少ないとアピール。

  • ここでしかご購入いただけません
  • ご来場いただいた方だけに特別プレゼント

~P.S~

40%オフからさらに30%オフは、70%オフじゃない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください