
『仕事でクタクタで友達と遊ぶ元気がでない…』
『イライラし過ぎてるから友達にあたっちゃいそう…』
『仕事と育児で疲れてるから、一人の時間を作りたい…』
みたいな理由で約束を断りたいと思ったことないですか?
断りにくくて約束したけど、どうしても遊ぶ元気が出ない。断ると気分が沈む。
そこで今回は、
『友達からの遊びの誘いを上手に断る方法』
というお話をしたいと思います!
友達からの遊びの誘いを上手に断る方法

都合がつかないとき、希望しないとき、無理をしたくないとき、「断る」ことは、自分の人生を守るうえでとても大切なことです。
ただ、そこには人間関係の危機が潜んでいますよね。
なので、上手な断り方を身につけて人間関係のトラブルを回避しましょう。
具体的には
- 1、理由を付けましょう
- 2、はっきり断りましょう
- 3、感謝の気持ちを伝えましょう
- 4、友達自身に断らせましょう
- 5、代わりの提案をしましょう
- 6、やんわり断りましょう
- 7、興味や価値観を認めましょう
の順番で説明していきます。
1、理由を付けましょう
断られる側は、納得できる理由がほしいもの。大なり小なり心がキズつくからです。
理由で注意しておきたいことが3つあります。
理由はシンプルに
理由は長くなるほど、いいわけに聞こえてきます。
たとえば、仕事で怒られてる人を思い出してみてください。
「いいわけすんな!」ってずっと怒られてる人を。
その人を横目にこう思ったことないですか?「素直にスイマセンって言って、黙っとけば終わるのに…」って。
理由をツラツラ並べても、イライラさせるだけです。
理由はシンプルに伝えましょう。
理由が重いと納得できる
ごめん。その日は別の約束があるんだ。
ごめん。その日は10年ぶりに会う人と約束しちゃったんだ。
相手がどう受け取るか、伝える理由を慎重にえらぶ必要があります。
2つの用事を天秤にかけ、一方の用事を優先しているから。
その優先順位が、相手の自尊心を傷つけることもあるでしょう。
伝える理由を吟味しましょう。
理由を詳しく
理由は詳しく伝えましょう。
詳しいと誠意が伝わるからです。
たとえば、移動手段がないのを理由に断るとき。
「親に頼んで、車で送ってくれるように何回も頼んだんだけど、ダメだった。帰れないって。しつこく言い過ぎてちょっとキレられたwとりあえず今日は、移動手段がなくて行けない。本当ごめん。」
なんとなく努力が伝わりますよね。「それなら仕方ない。またな!」と納得してくれるはず。
もし理由を詳しく伝えなかったら、どうなるでしょうか。
「移動手段がなくて行けない。本当ごめん。」
納得できますか?「それなら仕方ない。またな!」とはならないですよね。
バックグラウンドを伝えましょう。
2、はっきり断りましょう
断りづらいときって返事を先延ばしにして、その話題に触れないようにしますよね。たとえば、「家庭がごたごたしてるんで、落ち着いたら」みたいな感じで。
本当に大切に思うなら、はっきりと断りましょう。
たとえば、好きな人に告白をしたときを想像してみてください。
意を決して告白したのに返事がなかったら、ちょっと切ないですよね。
相手を傷つけることを怖れて、返事を濁すことは優しさではありません。
ただ単に「あいまいに断れば、かえって人を傷つける」という事実から目を背けているだけです。
相手の気持ちを受け止めて、はっきり断りましょう。
3、感謝の気持ちを伝えましょう
親しき中にも礼儀あり。
誘ってくれた友達の気持ちに感謝しましょう。
「ごめん。でも誘ってくれてありがとう。また誘って。」
「ごめん」より「ありがとう」って言われたいですよね。
4、友達自身に断らせましょう
「誘ってくれて嬉しいんだけど、その日はお父さんと約束あるから無理かも…」
断ると大なり小なり心をキズつけてしまうので、友達に誘いを取り下げてもらうのもありです。
「OK遊ぼう。ただお父さんも一緒でもいい?だめ?ちょっと気まずいかもだけど…どうする?」
5、代わりの提案をしましょう
代わりの提案をしましょう。
「なんとかあなたの希望に答えたい」という姿勢が伝わり、相手の自尊心を満たすことになるからです。
「急に仕事が入っちゃって、ごめん。来週の日曜じゃだめかな?」
あなたが理由で断ったんじゃないですよ、とムダに自尊心をキズつけずに済みます。
6、やんわり断る
断るときはたいてい忙しかったり、時間がなかったり心の余裕がなかったりするときではないでしょうか。
無意識に口調がきつくなります。たとえば「ごめん、ムリだって。マジで。このまえいったじゃん、本当ムリ。」というふうに。
なので断るときは意識して優しく言いましょう。
「いや~行きたい。行きたいんだけど…行けない。このまえ、話した仕事が忙しくてさ。ごめんね。」
「断るときは口調がきつい」と忘れず覚えておきましょう。
7、興味や価値観を否定しない
「あの映画の良さがわからない。どこがいいんだか。」
好きなものほど、拒絶されると悲しくなります。
何に興味を持ち、何に価値を感じるかは人それぞれです。
「ああいう深い映画が好みなのかー。単純明快な映画しか理解できないから、頭を使う映画はちょっと…」
イメージとしては「あなたの価値観はおかしい」ではなくて、「自分の価値観とは合わない」という感じ。
理解できないという理由で、相手の価値観を容易に否定しがちですが、それが知らず知らずのうちに取り返しのつかない溝を作っているのかもしれません。
容易に興味や価値観を否定しない。
まとめ

断るとき、自分の気持ちを優先しがちです。
たとえば「ごめん、ムリかも…。その日は厳しい。ごめん。」のような自分の気持ちだけしか考えてない断り方。
相手の気持ちを考えた断り方をするとしたらこうなります。「まじか!行きてー。その日は子供の参観日があって…。来週の土曜日じゃダメ?でも、誘ってくれてありがと。」
自分の気持ちだけで断らないで、友達の気持ちを汲んで断りましょう。
上手な断り方ができると、断りづらいとか落ち込んだりしないので。
・シンプルで重い詳しい理由が必須
・あいまいな断り方はNG
・ごめんよりありがとう
・誘いを撤回させろ
・代替案を提案
・優しいは正義
・価値観の否定厳禁
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