人は見た目じゃない?見た目で判断する心理学の実験|ドレス効果

POINT

服装が重要。

人は見た目じゃないっていうのは、完全に間違い。

人って、見た目。

就活の面接で見られてるのは見た目。

能力じゃない。資格でも、技術でも。

すべては、見た目。

「じゃあ外見がいい人は、そうじゃない人に比べて人生はハッピーなの?」

そうだよ(笑)

「ふざけんな!(笑)」

でも大丈夫!

「何が大丈夫なわけ??」

見た目っていうのは生まれ持ったモノじゃないから。

「・・・容姿じゃないってこと?服とか身につけてるモノってこと?」

そうそう。身につけてるモノが重要。

身につけてるモノで人生って変わるんじゃない?って思える面白い心理学の実験があります。

ドレス効果の心理学的実験

僕たちは相手の服装を見て、その人の言うことを聞くかどうかを決めています。

これを〝ドレス効果〟といいます。

「小銭をあげてほしい」と頼んだ場合のドレス効果

服装で人の態度は変わるの?ということを調べた実験。

ウエバー州立大学のブラッド・ブッシュマンが、150名の歩行者を対象にした実験です。

突然、「あの人に1ダイムあげてくれないか?僕も手持ちがないんだ」って頼んだときに、そのとき着ている服装と承諾率の関係を調べました。

具体的には、

  • 消防士の服装で「あの人にお金をあげて」って言った場合
  • スーツで「あの人にお金をあげて」って言った場合
  • みすぼらしい服装で「あの人にお金をあげて」って言った場合

上記の3パターンで、お金を上げた人は何人いたの?ということを調べた実験。

結果は、以下のようになりました

  • 消防士→82%の人がお金をあげた
  • スーツ→50%の人がお金をあげた
  • みすぼらしい服→44%の人がお金をあげた

人は、頼み事を聞くか聞かないかを見た目で判断します。

「柵から離れて」と頼んだ場合のドレス効果

同じく、服装で態度は変わるの?という実験。ただし今度は注意した場合。

ウィスコンシン大学のコンスタンティン・セディキデスが224名を対象にした実験です。

動物園で「柵にもたれないでください」と、お客さんにお願いしました。

そのとき、飼育員の服装で言ったときと、私服で言ったときでどうなの?違うの?ということを調べました。

言われた後も柵にもたれなかった人の割合は以下のようになりました。

  • 飼育員に言われた場合→58%の人が柵から離れた
  • 私服の人に言われた場合→35%の人が柵から離れた

この実験でも、注意を聞くか聞かないかは相手の服装次第ということになりました。

まとめ

人生は、見た目です。

服装で他人から「Yes」という、いい返事が期待できます。

警察官の服装だと誰もが「Yes」って言うハズ。

その証拠に、歴史的に有名な3億円事件の犯人も警察官の格好をしていました。

身につけた服装で他人へどういう影響を与えるのかを意識して、服を選びましょう。

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