話を細切れに伝えよう。
「 誰とでも15分以上ホントに! 会話がとぎれない!話し方50のルール」を読んでみた

著者は
野口敏(のぐちさとし)さん
めちゃくちゃ読みやすいです。
絵が多くて、文字間隔が広いです。
具体例が書いてあるのが、すごくいいです。
話が上手な人は、映像を思い浮かべてから話をしている

自分の頭に浮かんだ映像を相手に話すと、上手に話が出来ると書いてあります。
「映像?浮かばないんだけど・・・?」って人は焦るのがよくないらしいです。
「何か話さないと」焦るから映像を思い浮かべることに集中できないんだと。
話を始める前に映像を思い浮かべることが重要だと書いてあります。
ここ重要なんで、もう一回言いますよ!
映像のない状態で言葉を発しない!
映像が浮かんでから!!
人間は慣れるから大丈夫!!
最初は映像を思い浮かべるのに1分かかったとしても、慣れたら数秒。
車の運転と同じ。最初は意識しないとできないことも、慣れたら無意識に素早くできるようになります。
そうすれば、「ギョーザがおいしかった」から「ギョーザがおいしかった。皮がきつね色で」というふうに一気にリアル感が現れる会話ができるようになるとのことです。
しかも、映像が浮かべば、とたんに感情も湧き出てきたりする。
とのことです。
なので「映像ができてから話をする」を徹底しましょう。
話が上手な人は、相手の頭の中に映像が作られるような話し方をしている

話し上手な人は、自分の頭の中に映像を作ってから話をすると言いました。
が、話し上手な人は、相手の頭の中に映像を作るのも得意です。
相手の頭の中に映像が作られやすい話をしています。
そうすると、話がより分かりやすいし、より理解されるし、より共感してもらえるから。
具体的には、一気に話さない。細切れに話をする。
もっと具体的に言うと、
かいママ「昨日、ニトリで布団のシーツを買って、その日の夜に使ったんだけど、寝て起きたら、子どもがおねしょしてたから最悪」
かいぱぱ「ショックだな」
ではなくて、
かいママ「 昨日、ニトリに布団のシーツ買いに行ってきたんだけど」
かいぱぱ「うん」
かいママ「買ってきたシーツをその日の夜に使ったんだけど」
かいぱぱ「うん」
かいママ「子どもがさっそくおねしょしやがった!最悪!! 」
かいぱぱ「ありゃりゃ」
みたいな感じです。
相づちを待ってから話すと、良い感じになります。
まとめ

話上手な人は、思い浮かべた映像を言葉にして、話をしています。
話上手な人は、相手の頭の中に映像を作ろうとします。
作り方は、細かく話をすると作れます。
細かく話をすると、相手の頭の中に映像が出来上がり、そうなると相手の頭の中に作られた映像は〝理解〟を超えて〝体験〟へとなるそうです。
~P.S~
「で、何が言いたかったの?」とはもう言わせない
お話が苦手な人のよくある悩み。
それは話をした後、相手から「で、何が言いたかったの?」と突っ込まれること。
口下手な人はどうしても時系列で話をして、しかも一気に話を進めるので、自分でも何を伝えたいのかわからないまま話を終えてしまいがちです。
でも、もう大丈夫!
「オチにするのは気持ち」です。これさえわかっていれば、後は楽勝。
人と話すときは、どの気持ちを伝えたいのだろうと探りましょう。
気持ちが見つかればそれをオチに持っていき「・・・な気持ちになった」と締めくくってみてください。
「誰とでも15分以上ホントに!会話がとぎれない!話し方50のルール」より
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